BC.4000頃からエジプトでは芳香医療,呪術,化粧,ミイラ作りに用いられBC.1000頃には一般の民にも広まり薬の処方として用いられていた。
現代の様にアロマセラピーが行われる様になったのは20世紀頃からのですが古代の時代から「香りの持つ力」「自然の恵みの力」を知っており、薬や医療が無かった時代に自然植物を用いり、にたり、つぶしたり、乾燥させて、薬の代用としてつかわれておりました。エジプト時代には香りを愛したクレオパトラ(BC.69~BC.30年)が沢山の「香り」を身体のあらゆる所に付け自分の魅力を男性にアピールしたり、化粧品や入浴剤としても「アロマセラピー」を取り入れていたそうです。又儀式では、ミルラ(沈薬)(後程ご紹介いたします)やフランキンセンス(乳香)の樹脂を燃やした「蕉香」が神に捧げられ人と神をつなぐものと考えられ気のエネルギやパワーが身体に取り込められると考えられていた。「アロマセラピー」➡「香りの療法」はこうしたことから長い歴史を持っているのが分かります。「アロマセラピー」の言葉は聞いたことがなくても「ゆず湯」「菖蒲湯」はご存じだと思います。日本も昔から行われていた「アロマセラピー」なのです!
実際の「アロマセラピー」は植物から摘出した芳香分質である「精油」をキャリアオイル(植物油)希釈して行うトリートメント、マッサージをはじめ香りの拡散、吸入、などの方法で心身のバランスを整えてリラクゼーションをさせ、体内の老廃物や毒素、ウイルスをリンパ管に添ってリンパ節へ流すデトックスも期待されます。健康や美容に導く鍵・入口なのです。
「アロマセラピー」を中心に現在では、様々な分野の専門家で取り込まれており
代表的な分野として、リラクゼーション、美容、介護、福祉、気のバランスの調整、教育、スポーツのケアー、妊婦さんの出産時、前後痛みの緩和、病気の緩和ケアーetc.
「精油」1滴(0.05ml)の小さな一滴の中に何倍も広がって私達の生活を豊かにしてくれる。
ここではそんなアロマ(精油)の効能と色をご紹介させていただきます。